
財務会計基盤を統合するにあたり、製品の選定を実施した同社が、財務会計パッケージSuperStreamを選択し導入したのは、SuperStream-AP+(支払管理システム)の存在が大きい。
「4社ほどの財務会計パッケージを選定し、実際にデモまで見せてもらいました。しかしその当時、支払管理システムがあったのはSuperStreamだけだったのです。一番効率化につながると考えていたのが支払管理部分のシステム化であり、これを外すわけにはいきませんでした。」(塚原 康夫氏)
今回は、かつて同社の財務会計システムの構築を手掛けていた株式会社CSKシステムズが新たにSuperStreamの導入を行ったが、実際の運用現場を熟知しているパートナーの強力なバックアップが期待できたことも製品を選定する際の理由に挙げている。また、選定時に注目していたのは支払管理システムと管理会計部分の柔軟さだ。
「セグメントを細かく分けることで、仮想組織などを作りながら財務分析が可能な面もメリットに感じていました。」(松本氏)
その他にも、機能コードを柔軟に使うことで将来的なデータ分析・活用にも役立つことを期待した。
現在は、SuperStream-CORE(基幹会計システム)とSuperStream-AP+(支払管理システム)を導入している。合併によって科目コードの見直しは行ったものの、SuperStreamそのものはノンカスタマイズで導入されている。
同時に、過去のデータをSuperStreamに取り込むことで、合併以前の決算書が必要なときにいつでも呼び出せるようになっている。この過去データの移行のしやすさも評価できるポイントだ。
実際に利用している財務経理部門では、同社の基幹システムにある経費精算システムとSuperStreamが連携することで、業務の省力化に大きく寄与しているという。
「これまでは、各支店で経費精算システムに入力したものを、紙の伝票や請求書と共に出力して本社財務経理部に送っていました。その内容を再度財務会計システムに入力していたのですが、二重入力にかかる作業時間の無駄とともに、入力ミスが発生するリスクなど作業品質の低下につながる恐れもあったのです。」(松本氏)
しかし、今では支店で入力されたデータをそのままSuperStreamに取り込むことで、紙伝票とのチェック作業だけで済むようになっている。再入力という人的作業の必要がなくなったことで、承認作業の充実と作業の省力化にも大幅に貢献している。これら支払業務の自動化・省力化により、合併前に比べて売上も処理件数も増えている状態であるにも関わらず、13人から8人まで財務経理部門の人員を減らすことに成功している。
また、これまでは財務経理部門からしか排出されなかった財務データだが、SuperStreamを導入することで、経営企画部など他部門が財務データを活用して経営戦略を練ることができるようになった。CSV形式での簡単出力などデータ活用のしやすさもSuperStream導入のメリットだ。
さらに、手入力からシステム連携を行ったことで、統制環境の整備にも一役買っている。
「今年から新たにIT全般統制を実施しましたが、外部監査にもSuperStream部分はお墨付きをもらっています。統制環境の整備にも役立っています。」(塚原氏)
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SuperStream-COREは、会計分野の中核として、あらゆる会計データを一元管理し、財務諸表だけでなく、管理帳票の出力を可能にします
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SuperStream-AP+は、会計分野のなかで債務計上・支払依頼・支払実績までを管理するシステムです。

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※2010年3月末現在