
俗人的な業務からの脱却と業務フローの見える化を実現
「世界中の食卓に雪国まいたけを」を目標に、まいたけやえりんぎ、ぶなしめじに代表されるきのこ類を総合的に生産、販売している株式会社雪国まいたけ。新潟県南魚沼市に本社を構える同社は、日本全国に販売網を拡大しながら、アメリカや中国にある現地法人と提携するなど積極的に海外展開を行っている。
また、食の安全に対するニーズに応える取り組みにも力を注いでおり、商品競争力の強化など差別化戦略を推進している。そんな同社が新たに取り組んだのが、経理業務の効率化を念頭にした決算処理の早期化や連結決算対応及び、毎年改定される会計制度への柔軟な対応など硬直化してしまった財務会計システムの刷新だった。
以前の業務フローでは、二重作業が多く発生し、経理部に多大な負担がかかっていた。
「支払業務では、請求書の受け取りから支払処理、仕訳作成まで異なるシステムで作業を行っており、何度も同じ情報を入力しなければならない場面がありました。多くの人が介在することで、入力ミスが発生しやすい状況が続いていたのです。」
(経理部 部長 若井 文雄氏)
システム面では、データ削除や更新作業の履歴が残らなかったため、統制環境が未整備だったことも課題として顕在化していた。さらに、熟練した人にしかできない作業も多く、俗人的な環境からの脱却も求められていた。その他にも、課題があったのは経理部門だけではない。使い勝手の悪さを解消する手立てが財務会計パッケージ側になく、メンテナンス性や拡張性などシステム面でも課題があった。
「支払管理の仕組みでは、一部に古いバージョンのMicrosoft Access が使われていたため、互換性の問題でバージョンアップすることができませんでした。他にも、毎年改定される会計基準に対応するにも限界がありました。」(山田 友子氏)
そこで、2007 年春から新たな財務会計基盤の構築に乗り出した。

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導入累計社数5,700社突破
※2010年3月末現在