
新しい会計システムに求めたのは、レガシーシステムとの連携。SuperStreamを選択したのは、データベースをはじめオープン技術など一貫性があり、拡張性も豊かで安心して各種データ連携を開発できる点だ。
「短期導入を実現できるサポート体制も重要なポイントでした。単純なフィット&ギャップではなく、パッケージで出来る事と出来ない事とを明瞭に分けて、出来ない事を運用でカバーするアドバイスをするなど、経験とノウハウに裏打ちされた手厚いサポートがないと、我々が求める『3ヵ月での導入』は無理だからです」(高橋氏)
ノンカスタマイズを貫いたのは、3ヵ月導入を実現するための必須条件であると同時に、エン・ジャパンがパッケージ製品を導入するときの基本ポリシーでもあった。
「入力画面も業務の流れも従来と全く変わってしまうわけですから、ユーザーである経理財務部にとって、ノンカスタマイズは辛い選択です。それでも貫いたのは、カスタマイズをした瞬間にパッケージ製品にした意味が半減してしまうから。短期開発ができると同時に、パッケージに組み込まれた業務の仕組みを最大限に活用できるのも、ノンカスタマイズのメリットです。」(太田氏)
エン・ジャパンはSuperStreamの3ヵ月導入に成功。2009年1月から新会計システムが稼働を開始した。
SuperStreamとレガシーシステムとの間にはデータ連携を一手に引き受ける専用システムを設置。既に、販売管理システムと給与管理システムとの仕訳データレベルでの連携を実現している。基幹会計システムと支払管理システムが一体化しているため、二重入力が無くなり会計処理をすればFBデータが自動的に生成されるようになった。支払データの並べ替えや検索などチェック作業も効率よく進められ、経理財務部では月残業時間の削減にも成功した。
「二重入力・チェック、やり直しなど特に気をつかう作業の負荷が大幅に軽減されて、担当者は皆胸をなでおろしています。新会計システムは、仕事の中での不要なストレスをなくす効果もありました。」(太田氏)
管理会計を強化できる環境が整ったことも大きな前進だ。
「入力ミスが起きるリスクが減りデータの精度が高まりました。また、余分な作業がなくなった分データは明細まで入力するようになりました。従って、従来より、細かい情報を盛り込んだ経理資料も短時間で作れるようになり、『企業活動の見える化』が進んでいます」(杉山 修氏)
SuperStreamの導入によって、部門別・就職サイト別集計や高度な分析集計を行った帳票も簡単に作成できるようになった。また、内部統制が強化され監査人からも「金融商品取引法の求めるレベルに充分到達している」と評価されている。
「さらに大事なのは、今後、事業規模が拡大しても、現状の人数で業務処理ができるということ。また、当社が成長を続けていっても、会計システムを入れ替える必要がありません。成長の継続を安心して支える体制ができたのです」(太田氏)
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※2010年3月末現在