
分散入力機能が従業員に対する経営センス習得を後押し
SuperStreamが統制環境の強化と経営スピードの迅速化を可能に
以前は、汎用機であるAS/400上で稼働する財務会計システムを用いていた同社だが、頻繁に変更される会計制度への柔軟な対応をはじめ、経営スピードの迅速化や監査対応の強化など、様々な課題に直面していたという。「毎年変更される会計制度に対応するためには、汎用機では限界がありました。同時に、月次処理の早期化によって実績を素早く把握できる環境を整えることで、経営スピードの迅速化を図ることが求められたのです」(執行役員 管理本部 経理部部長 矢嶋 政広氏)
これまで紙ベースでの伝票処理や未払い計上など属人的な方法で経理処理が行われていたこともあり、内部統制の観点からも課題が顕在化していた。履歴管理が可能なシステムに移行することで、監査対応の強化を目指すことになったと矢嶋氏は当時を振り返る。さらに、コスト意識を現場に根付かせることも経営的な課題となっていた。
「“人財”は経営資源の重要な要素のひとつです。工場設備は購入することができますが、優秀な人材はそう簡単にはいきません。だからこそ、コストや採算を意識した経営センスを従業員一人ひとりに身につけてもらいたいと考えたのです」(矢嶋氏)
そこで、勘定科目の統一や意識合わせを実施しながら現場が直接起票できるインフラを目指し、新たな財務会計システムの構築プロジェクトがスタートすることになる。

家庭や企業などへ水を供給するために地中に張り巡らされた水道管は、…
創業60年を迎える国内有数のシステムインテグレーターとして、様々な業界に…
導入累計社数6,640社突破
※2012年3月現在
また“あそびましょ”という企業メッセージをロゴに掲げている同社は、キャラクターを用いた他業種とのコラボレーションを積極的に行っており、雑誌や文具など様々なアイテムを世に送り出している。同時に、現場で働く従業員自らが講師となって人材教育を行う「赤城社会大学」を立ち上げるなど、人材育成にも力を注いでいる。
そんな同社が取り組んだのが、現場に経営的なセンスを身につけてもらうための予算管理の導入と、汎用性の乏しかった財務会計システムの刷新だった。